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小説:Ambibarent ~二律背反~【プロローグ】
【Ambibarent ~二律背反~】

<プロローグ>

世界は平和に満ちている.
かつて世界が滅ぶほどの戦争があったことなど信じられないほどに.
しかし,かつての大戦が事実であったことを,世界の果て「ヘヴンズ・フォール」は如実に語っている.
大地と天を二つに裂き,常に暗雲と激しい雷光に包まれた黒い壁.
近付く事さえできない巨大な壁は,大戦末期に築かれた物であるらしい.
相対する二つの勢力を分断するために・・・

そのヘヴンズ・フォールには向かい合った神殿がある.
大戦以前は神が住んでいたと言われる神殿であるが,ヘヴンズ・フォールに近過ぎたため長い年月のうちに朽ちてしまった神殿.
そこに一つの神話が綴られている.
神殿の最奥の石版にはこう記されている.



アルヴァスと呼ばれるこの世界を二分し,我々は悪魔たちと戦った

悪魔たちは強く,我々は見る間に駆逐されていった

しかし,我等を率いる王が神に祈りを捧げると,神は我等の王に一振りの神剣を与え給うた

『レーヴァティン』

王がレーヴァティンを一振りすると,悪魔の軍勢は真っ二つに割れた

悪魔はその威力に慄き,出してはならぬ兵器を出した

『メノス・ギガス』

戦の始まりを告げ,神の眷属の住まいし神都の半分を焼いた悪夢の兵器

王はメノス・ギガスを破壊すべくレーヴァティンを大きく振った

しかし,悪魔たちも同時にメノス・ギガスを撃ち放った

レーヴァティンとメノス・ギガス,お互いの攻撃は拮抗し,二者の狭間でその威力を相乗させた

三日三晩拮抗し続けた力はついに弾け,その破壊力を持って世界を二つに分けた

我等の王はレーヴァティンと共に次元の狭間へ封印され

メノス・ギガスは分断された世界の何処かの狭間に落ちていった

戦は混沌とするかと思われたが,皮肉にも分断された世界が戦を収めるきっかけとなる

それぞれの世界に住み分けることで,戦は終わった

しかし,我等は忘れてはならぬ

悪魔は我等を滅ぼそうとしたのだ

その力を再び取り戻した時

悪魔は再び我等を殺すだろう

テーマ:自作小説 - ジャンル:小説・文学

【2010/03/08 23:27】 | 創作:小説 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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