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詩:【四季】
【四季】

初夏(はつなつ)の陽射し
緑の枝越し 煌く青空
手を引かれ 歩く畦道(あぜみち)

真夏の太陽
焼け付く アスファルト
水辺の木陰 麦藁帽

響く蜩(ヒグラシ)の声
深く赤く 燃える夕日
日々染まる 通学路

かじかむ指先
寄せ合い 暖を取る
音を吸い 広がる静寂

微睡(まどろ)む午後の陽気
芽吹く里山 緩む大気
静寂を破る 新たな鼓動

懐かしくも暖かい
もう戻ることはない
我が原風景
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テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2010/06/10 22:57】 | 創作:詩 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
詩:【我思う、故に何もなし】
【我思う、故に何もなし】

I don't know world.
I don't know other.
and, I don't know me.


私は何故ここにいる
私はいつからここにいる

何が欲しいか分からない
何が必要かもわからない

ここにいるのは誰のため?
モノも無ければ アイも無い
冷え切ったこの世界に
何を見出せばいいのだろう

世界が私を拒絶する
他人が私を拒絶する
私が私を拒絶する
流れ込んでくる何かに
少しずつ侵される
私が私であることが
酷く難しく感じる


君は何故ここにいる
君はいつからここにいる

何を欲しているのか
何を必要としているのか

君はここで何をしている?
イギも無ければ ギリも無い
空漠としたこの世界に
君は何を見出すのだろう

世界が君を拒絶する
他人が君を拒絶する
私が君を拒絶する
何も心を満たさない
何も心を満たせない
なお立つ君の心は
理解しがたく感じる


私と君の狭間には
何かあるようでいて何も無い
君が君自身でいるならば
私は何でいればいい?

テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2010/06/02 00:32】 | 創作:詩 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
詩:【月下水煙】
【月下水煙】

散歩に出ましょう
月の光を受けて
満月から少し欠ける
今くらいの明かりがいい
力強く、けど少し優しい
そんな世界に包まれる


水面に写る月
鏡のようでいて
実は少しいびつ
私の心の揺らめきと
呼応するかのような波紋
見透かされた様な
そんな水面に惹かれる


踏み出した素足を撫でる
風が心地よく吹き過ぎる
冷たく、けどほんのり暖かい
流れ込んでくる水の世界
私の爪先から広がる波紋
静かに闇へと消えて行く
幻想を幻想として感じる時
世界はあるがままに
そこにある

テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2010/05/30 15:46】 | 創作:詩 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
詩:【君と歌う】
【君と歌う】

全てがこのままだと
信じていられたあの頃
君の隣には僕がいて
僕の隣には君がいた

狭い部屋に二人
背中合わせに本を読む
言葉は無くても
お互いを感じていた

触れた背中越しに伝わる
君の温もり 僕に届いていた
鼓動に乗って心の奥まで広がった
僕の想いへ溶けるように



いたずらに過ぎ去る日々
ふと気付く 消えた君の温もり
いつでもあの頃に戻れる
そう信じていた
愚かしいことだと気づきもせずに

信じあっていた
そう信じていた
でもそれは君に頼っていただけの
一方的な信頼だった
コレは僕の謝罪 そして感謝
君のために ただただ歌う
ありがとう

鼓動に乗せて歌うよ
この旋律 君に届くまで
風に乗ってどこまでも響くだろう
僕の想いと共に

永遠を信じた気持ちに偽りは無い
君を想った心に偽りは無い
今はただ君の幸せだけを願う


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この詩は緑茶の音の「ふみこみどり」様ご使用です。

テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2010/03/29 21:35】 | 創作:詩 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
詩:【想い出舞う道】
【想い出舞う道】

宵闇に咲く桜
街灯が仄かに照らす
ひらりひらりと舞う花弁
全てが夢のようだった

共に歩んだ道
埋め尽くすように降る花弁
言葉は無くても
気持ちは一つだった

何気なくつないだ手
感じる温もり 忘れたくなかった

宵闇に咲く桜
街灯が仄かに照らす
ひらりひらりと舞う花弁
全てが夢のようだった


二人歩んだ道
結ぶように降り注ぐ花弁
一筋の風が舞い
緑の髪を撫でる

此方より彼方へと
全てを乗せて 吹きすぎて行く

蒼い闇に咲く桜
月明かりに仄かに浮かぶ
ひらりひらりと舞う花弁
全てが夢のように思える


夢想 現実 過去 未来
あの日並んで歩いた道
延びた先でも
桜舞い散るあの日のように

テーマ:自作詩 - ジャンル:小説・文学

【2010/03/20 12:19】 | 創作:詩 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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